健康ガイド
慢性腎臓病、糖尿病、心臓病などのよくある病気の知識、ワクチンや中毒リスクの啓発情報。
慢性腎臓病(CKD)
加齢とともに腎機能が徐々に低下する病気で、犬より猫に多く見られます。治すことはできませんが、進行を遅らせることは可能です。
糖尿病
インスリンの分泌不足や反応不良により血糖コントロールが乱れる病気で、中高齢・肥満の猫や犬でリスクが高くなります。
心臓病
猫では肥大型心筋症(HCM)、犬では僧帽弁閉鎖不全症(MVD)や拡張型心筋症(DCM)がよく見られ、特定の犬種・猫種でリスクが明らかに高くなります。
関節・骨の病気
関節軟骨は加齢や肥満によって摩耗が早まります。猫の徴候は犬より分かりにくく、見逃されやすい傾向があります。
体表のしこり・腫瘍
体表のしこりは見た目だけでは良性か悪性か判断できず、獣医師による穿刺検査が必要です。「豆ルール」は受診のタイミングを判断する実用的な目安です。
フィラリア(犬糸状虫)
蚊によって媒介される寄生虫症で、主に犬に感染します。予防は治療よりはるかに安全で簡単です。
ワクチン接種
感染症予防に最も効果的な方法で、コア/ノンコアの分類に沿って接種スケジュールを組みます。猫には注意すべき注射部位肉腫という固有のリスクがあります。
上部気道感染症(鼻水)
猫や犬の鼻水の最も多い原因はウイルス性の呼吸器感染症です。ワクチンは重症化を抑えますが完全な予防は保証できず、多くは自宅での対症ケアで回復します。
FeLV/FIV(猫白血病/猫免疫不全ウイルス)
免疫系を弱める2種類の猫のウイルス感染症で、多頭飼い家庭や外出する猫は検査とワクチン接種が推奨されます。
有毒な食べ物
チョコレート、ぶどう、ねぎ・にんにく類、キシリトールはよくある地雷食品で、猫や犬の中毒量は思っているよりずっと低いです。
有毒な植物と家庭用品
猫にとってユリは死因No.1、ポトス/ディフェンバキアなどのよくある観葉植物、球根の花、不凍液、人間の薬も命に関わることがあります。
家庭内の安全
窓からの落下防止、線状異物の誤飲、精油ディフューザー、洗剤——中毒とは関係ないけれど同じくらい命に関わる家庭内リスク。