猫の年齢層ごとの健康チェックのポイント
年齢の段階によって注目すべき健康チェックのポイントは異なります。ポイントを押さえることで、無駄な労力をかけたり本当に大事な項目を見落としたりすることを防げます。
子猫期(0〜1歳):ワクチンと駆虫が中心
この時期の健康チェックの中心は、コアワクチンの接種スケジュール(通常は複数回に分けて接種)、体内外の駆虫、去勢・避妊のタイミングの検討です。同時に「基礎的な健康データ」を作る時期でもあり、最初の健康チェックで測った体重・心拍数・体温は、その後異常を判断する際の基準値になります。
成猫期(1〜6歳):年に一度の健診で基準値を作る
この時期は見た目に明らかな異常が出にくいため、年に一度の健診が後回しにされがちですが、実はこの時期こそ「個体ごとの正常な基準値」を作る最も重要な時期です。血液検査や体重の推移のこの時期の数値が、シニア期に「どこから調子が悪くなったのか」を判断するための最も重要な比較対象になります。
壮年期(7〜10歳):慢性疾患の兆候に注意し始める
猫はおおむね7歳ごろから、慢性腎臓病、甲状腺機能亢進症、糖尿病などの慢性疾患の発症率が上がり始めます。年に一度の健診に血液検査と尿検査を加え、症状がまだ出ていない早期の臓器機能の変化を早めに見つけることをおすすめします。この時期は健診の頻度を半年に1回に上げることも検討してよいでしょう。
シニア期(10歳以上):総合的な経過観察
血圧のモニタリング、関節の可動域の評価、口腔内の健康チェック、体重推移の追跡はすべて定期健診の項目に含めるべきです。シニア猫の病気の進行は通常ゆっくりで兆候も分かりにくいため、単発の検査数値よりも定期的な記録とトレンドの比較のほうがはるかに参考価値が高く、「以前の自分と比べて変化があるか」というサインをより早くとらえることができます。
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近日公開予定
情報源:
- 2021 AAHA/AAFP Feline Life Stage Guidelines (catvets.com)
- AAHA – 10 Things You Need to Know About the AAHA/AVMA Preventive Healthcare Guidelines
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