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破壊行動
家具を引っかいたり噛んだりし始めましたか?
ソファやカーペットを引っかく、布や衣類を噛む、電気コードをかじる、観葉植物をかじるなど、家の物を傷める行動です。**猫は「仕返し」や「困らせるため」にこうしているわけではありません**。ほとんどが猫にとって正常な本能行動であり、たまたま人間の持ち物を傷つけてしまっているだけです。
考えられる医学的原因
- 猫が「食べ物ではないものをかじる」行動に他の異常を伴う場合、異食症に関連する栄養や消化器の問題がないか獣医師に評価してもらう必要があります
- 口腔疾患(歯の痛み)が、噛む習慣を変化させることもあります
考えられる行動的原因
- 引っかき(スクラッチング):爪を研ぐ本能で、匂いを残して縄張りをマーキングしたり、古い爪の鞘を取り除いたりします。自信の表れでもあります
- 布を噛む・吸う:比較的少なく、安心感を求める行動と考えられます。子猫期によく見られ多くは消えますが、一部の品種では生涯続くこともあります
- 観葉植物をかじる:室内猫は草に触れる機会が少なく、探究心や植物繊維を摂りたい欲求から起こります
すぐに受診すべき警告サイン
- 電気コード、布、プラスチックなどの異物を誤って食べた後に嘔吐・食欲低下が見られる(腸閉塞の疑いがあり、緊急事態です)
- 有毒植物(ユリ、ポインセチア、アイビーなど)をかじった
- 破壊行動が急激に増え、環境的な原因が見当たらず、他の異常症状を伴う
自宅でできる初期対応
- 体罰や大声での叱責は絶対にしない――猫は「ソファを引っかくのはダメ」だとは学習できず、「あなたが現れる=危険」としか学びません
- 家具を引っかく場合:好みの素材や向きを観察し、対応する爪とぎを元々引っかいていた場所の近くに置く
- 布や電気コードを噛む場合:環境管理を徹底し(コードにはカバーを)、代わりに噛めるものを用意する
- 観葉植物をかじる場合:まず家にある植物が猫に有毒でないか確認する(ユリは猫にとって猛毒です)
- 爪を切ったり爪カバーを使ったりすると、引っかきによる被害を減らせます
情報源:Cornell Feline Health Center。参考情報です。獣医にご相談ください。