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食欲異常
急に食べなくなったり、逆にたくさん食べるようになったりしていませんか?
食べる量や食べる意欲が普段と明らかに違う状態で、方向性は2つあります:**食欲低下・拒食**、または**食欲異常亢進**(食べ過ぎ)です。猫は特殊な動物で、**わずか数日食べないだけで肝臓の病気(肝リピドーシス)を引き起こすことがあります**。そのため「食べない」ことは犬よりも猫にとって緊急性が高いのです。
考えられる医学的原因
- 食欲不振・低下:歯の疾患、腎臓病、肝臓・胆嚢疾患、消化器の問題、感染症、腫瘍などが原因となることがあります
- 過食・食欲異常亢進:甲状腺機能亢進症が最も典型的な原因で、「よく食べ、よく飲み、よく尿をするのに体重が減り続ける」のが特徴です
考えられる行動的原因
- 好き嫌い・フード変更での拒食:猫は味や食感にとても敏感なため、急にフードを変えると食べなくなりやすいです
- ストレス性の拒食:引っ越し、家族構成の変化、環境ストレスなどがきっかけになることがあります
すぐに受診すべき警告サイン
- **24時間以上まったく食べない**(公式には「食欲低下が3日以上続いたら受診」とされていますが、完全に食べない場合はもっと早い介入をおすすめします)
- よく食べ、よく飲み、よく尿をするのに体重が減り続ける
- 食欲低下に嘔吐、元気消失、明らかな体重減少を伴う
- 食事中に明らかに不快そう(噛みにくそう、よだれが増える)
自宅でできる初期対応
- まずフードや器を変えたことによる単純な好き嫌いでないか確認し、段階的に切り替える
- 「何日食べていないか/どのくらい食べているか」を記録し、定期的に体重を測る
- 口腔に明らかな問題がないか確認する
- 自己判断でシリンジを使って強制給餌しない――誤嚥性肺炎など重篤な合併症を引き起こす可能性があります
- 食欲不振や拒食が3日を超えたら受診する
情報源:iCatCare、Cornell Feline Health Center。参考情報です。獣医にご相談ください。